地図訂正の申出
(地図や公図の間違い、是正のおねがい)
地図訂正の申出とは、地図作成の当初から地図が違っていた場合、地図を老朽化により作り直した時や地図マイラー化などの時の移し間違いなどで地図に誤りがある場合に、 地図訂正の申出により是正を法務局(登記所)にお願いする手続きです。
東京近郊では、ほとんど地図が法務局には備え付けられていません。
だいたいが、精度の低い明治時代に作成された公図と呼ばれる土地台帳付属図面です。
地図訂正は、変更登記ではありませんので、誤りを証明できる根拠がなければ申出は出来ません。
対象となるお客様
こんな時、ご相談ください。
- 法務局の地図や公図に誤りがあるとき
- 法務局の公図と市役所の公図が違っていて、権利証は市役所のものに符合しているとき
- 土地売却で銀行から公図訂正を求められたとき
業務の流れ
お客様よりご相談
法務局(登記所)、市役所調査、打合せ、現地下見
登記事項要約書、地図(公図)、地積測量図、境界確定図、住宅地図を調査、現地下見お客様より登記のご依頼
必要書類の受領、面談により本人確認、意思確認、境界問題の有無、見積の提示
事前調査
調査資料をもとに現況調査を行い利用状況、境界標の確認境界立会の依頼
隣接所有者の方々への境界立会の依頼と事前測量の承諾のお願い。(ご挨拶には、ご同行をお願いいたします。)
現況測量
調査資料、占有状況、既存境界標等を測量します。資料照合
測量データと収集した資料と照合、チェックを行います。官公署との立会
関係役所協議、現場立会、確定図の作成、調印民・民境界の立会
隣接地の所有者との立会、境界確認書調印、地図訂正同意書調印地図訂正の申出には、隣地所有者の印鑑証明書が必要
境界標埋設、確定測量
立会に基づき境界標の埋石、確定測量を行います。地図訂正の申出、図面作成
管轄法務局(登記所)へ申出
申出完了証の受領、公図写の取得
お客様へ納品
測量成果、写真、境界確認書、申出完了証の受領、公図写、お預かり書類等の納品