土地表題(表示)登記
(登記簿が無い土地に新しい登記簿を作る登記)
土地表題(表示)登記とは、登記簿(登記情報)の存在しない土地の地番を決め登記簿を作成する登記です。
普段、私たちが接する機会は、ほとんどありませんが、海底隆起、土砂の堆積等の自然現象で土地が生じた場合や海岸の埋立て工事で土地が生じた場合などが代表的ものです。
また、大都市圏ではほとんど見かけませんが、国有地以外でも登記簿のない民有地もあるみたいです。
通常、土地表題(表示)登記の申請は、登記簿のない国有地(無番地)の売り払いを受けた場合か、時効取得した場合ぐらいだと思います。
対象となるお客様
こんな時、ご相談ください。
- 赤道、水路等の国有地(無番地)を用途廃止・売払いにより取得したとき
- 畦畔、青地等の国有地(無番地)を時効取得したとき
業務の流れ(国有地の無番地の土地の売り払い)
お客様よりご相談
法務局(登記所)、市役所、財務省等調査
登記事項要約書、地図(公図)、地積測量図、境界確定図、住宅地図、売り払いが可能かなどを調査お客様より登記のご依頼
必要書類の受領、面談により本人確認、意思確認、境界問題の有無、見積の提示
事前調査
調査資料をもとに現況調査を行い利用状況、境界標の確認境界立会の依頼、隣接地の所有者も同時に売り払いを受けるかの確認
隣接所有者の方々への境界立会の依頼と事前測量の承諾のお願いをします。また、隣接地の所有者も同時に払い下げを受けるかを確認します。 (ご挨拶には、ご同行をお願いいたします。)現況測量
調査資料、占有状況、既存境界標等を測量します。資料照合
測量データと収集した資料と照合、チェックを行います。官公署との立会
関係役所協議、現場立会、確定図の作成、調印境界標埋設、確定測量
立会に基づき境界標の埋石、確定測量を行います。売り払い申請
官公署に国有地の売り払い申請を行います。売り払いの証明書
国有地の売り払を受けた証明書の受領。申請書、図面作成
管轄法務局(登記所)へ申請
紙面または、オンラインにて申請登記完了証の受領、土地登記事項要約書の取得
お客様へ納品
測量成果、写真、境界確認書、登記完了証、土地登記事項要約書、お預かり書類等の納品